ゆっくり茶番劇ってなに?ゆっくり実況やゆっくり解説との違い
「ゆっくり茶番劇」の意味
「ゆっくり茶番劇」とは、「ゆっくり」と呼ばれる、まんじゅうの様な形をした頭だけのキャラクターを使って作られた物語風の動画のことです。
「ゆっくりボイス」と呼ばれる独特の棒読み口調(機械音声)でしゃべるのが特徴です。
「ゆっくりしていってね!!!」というセリフは有名なので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「茶番」とつくことから、漫才やコントのようなイメージをもたれる方も多いかもしれません。
実際、そのような動画も多くありますが、一方でシリアスな作品もあります。
シリアスな方面での、有名な例をあげておくと、
「ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話」があります。
この作品は、現在『文豪ストレイドッグス』の原作者として知られる朝霧カフカ氏が、デビューする前のまだ無名だった頃に、ニコニコ動画に投稿していたものです。
張り巡らされた伏線と、視聴者の予想を裏切る展開が話題を呼び、人気を博しました。
朝霧カフカ氏はこの作品がきっかけで、編集者から声がかかりデビューを果たすことになりました。
「ゆっくり実況」や「ゆっくり解説」との違い
「ゆっくり茶番劇」のほかに「ゆっくり」と名のつくものに「ゆっくり実況」と「ゆっくり解説」があります。
ゆっくり実況とは?
ゆっくり実況は、ゆっくりボイスとゆっくりのキャラクターを使用したゲーム実況のことです。
ゆっくり以外のゲーム実況者といえば、「主役は我々だ!」や「キヨ。」が有名ですが、通常のゲーム実況が人間の生の声を使用しているのに対し、「ゆっくり実況」では、ゆっくりボイスと呼ばれる機械音声を使用しているのが特徴です。
ゆっくり解説とは?
ゆっくりボイスとゆっくりのキャラクターを使用した解説動画のことです。
ゆっくり解説のジャンルは多岐にわたり、歴史系から科学、はたまた毒キノコの解説なんてものまであり、なんでもありと言っても過言ではないほどです。
違いをまとめると、物語なのか、ゲーム実況なのか、解説動画なのかの違いです。
「ゆっくり茶番劇」が物語、「ゆっくり実況」がゲーム実況、「ゆっくり解説」が解説動画です。
まとめ
「ゆっくり茶番劇」とはまんじゅうのような頭だけの形をしたキャラクターと、ゆっくりボイスと呼ばれる合成音声(機械音声)を使用して作られた物語風の動画のこと。
「ゆっくり実況」や「ゆっくり解説」との違いはそれぞれ、ゲーム実況か解説動画か物語なのかが違う。
「ゆっくり〇〇」とつくすべてに共通しているのがゆっくりボイスと呼ばれる合成音声(機械音声)とゆっくりと呼ばれるキャラクターを使用していること。